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【断られた途端に被害者】
西島勝利 2026.06.06
【断られた途端に被害者】

こんにちは。CATの西島です。


世の中には「優しくしてもらえること」が前提になっている人がいます。


自分の都合でお願いをしているにも関わらず、それを受け入れてもらえるのが当然だと思っている人です。


最初は小さなお願いです。


「今回だけ」


「少しだけ」


「それくらいなら」


こちらも悪気がある訳ではないので、融通を利かせます。


ところが、その融通が続くと相手の中で基準が変わります。


本来は特別にしてもらったことが、いつの間にか当たり前にしてもらえることへと変わるのです。


そして次はもう少し大きなお願い。


さらに次はもう少し大きなお願い。


気付けば、相手にとってはとても都合が良く、こちらにとってはとても不利な条件まで当然のように要求されるようになります。


面白いのは、こういう人ほど自分を被害者だと思っていることです。


断られると悲しそうな顔をしたり、傷付いたような態度を取ったりする。


まるで悲劇のヒロインです。


でも実際には、相手の善意や優しさを前提に要求を重ねているだけだったりします。


本人に悪気があるケースばかりではありません。


むしろ無自覚なことが多い。


だからこそ厄介です。


自分が厚かましい要求をしている認識がないので、「断られた自分」を可哀想だと思ってしまうのです。


そして、頭の悪いセラピストほど


・嫌われたくない


・傷付けたくない


・可哀想だから


・面倒くなりそうだから


・この人はお金にならないけどキレカワだからキープしていたい…etc


そうやって融通を重ね続ける。


しかし、それは相手のためにも自分のためにもなりません。


どこまでがお願いで、どこからが甘えなのか。


どこまでが善意で、どこからが搾取なのか。


そこを冷静に判断し伝えるのも優しさの一つでもありプロかアマチュアかの境界でもあります。


相手の顔色を窺って何も言えないままだと、関係性はどんどん歪んでいきます。


そして何より、自分の時間や価値を安売りし続けることになります。


優しいことと、何でも受け入れることは違います。


境界線を引くことは冷たさではなく、自分も相手も大切にするために必要なことです。


こう言う人をいつまでも"お客さん"だと思い込んでるセラピストは、いつまで経っても実入りは増えないよと思う西島なのでした。

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