Diary 写メ日記の詳細
こんばんは!CATオーナーの西島です。
今日は「人の行動を深読みしすぎる人」について。
皆さんの周りにもいませんか?
他人の何気ない言動から、まるで名探偵のように推理を始める人。
例えば、誰かと食事に行っただけで、
「あの2人は特別な関係なんじゃないか?」
たまたま誰かの話題を出さなかっただけで、
「何か揉めているんじゃないか?」
いつもより返信が遅かっただけで、
「きっと私に対して何か思うところがあるんだ」
…
いやいや…
そんな大した意味ないんですけど笑
こちらとしては、何の意図もなく取った行動だったりするんですよね。
ところが、その行動のほんの一部分を切り取って、本人も知らないようなストーリーが出来上がっている。
しかも厄介なのが、本人はそれを単なる想像ではなく、かなり確度の高い推理だと思っていること。
今日はそんな「深読みする人の心理」について考えてみたいと思います。
〈人間は空白を埋めたがる生き物〉
そもそも、人間の脳には情報が不足している時に、その空白を自分の知識や経験で補おうとする性質があります。
例えば、AさんとBさんが最近一緒にいない。
これだけでは何もわかりません。
予定が合わなかっただけかもしれないし、たまたま別々に行動しているだけかもしれない。
ところが、そこに「2人は仲が悪くなった」という仮説を立てるとどうなるか。
今度はその仮説を裏付ける情報ばかりが目に入るようになるんです。
「あ、そういえば最近名前を出していない」
「この前も距離があった気がする」
「やっぱり何かあったんだ!」
こうして、最初は単なる想像だったものが、本人の中で徐々に事実へと変わっていく。
心理学では、自分の考えを支持する情報を優先的に集めたり解釈したりする傾向を「確証バイアス」と呼びます。
つまり、真実を探しているつもりが、自分の推理を正解にするための証拠探しになってしまうことがあるんですね。
〈なぜそこまで深読みするのか?〉
西島は、大きく分けて3つの心理があると思っています。
① 不安が強い
相手の考えていることがわからない。
自分がどう思われているかわからない。
そんな不確実な状態が苦手な人ほど、何かしらの理由を見つけて安心したくなることがあります。
たとえそれがネガティブな結論だったとしても、わからない状態よりは納得できる答えが欲しい。
だから、わずかな情報からでも答えを導き出そうとする。
② 自分の経験を他人に当てはめる
例えば、自分が誰かを嫌いになった時に、その人と距離を置くタイプだったとします。
すると、他人が誰かと距離を置いているように見えた時も、「あの人のことが嫌いなんだろうな」と考えてしまう。
でも、自分がそうするからといって、他人も同じ理由で行動するとは限りません。
自分の価値観は、他人の行動を理解するための一つの材料にはなっても、正解とは限らないんですよね。
③ 自分の推理力を過信している
これが個人的には一番面白いところ。
「私は人を見る目がある」
「こういう違和感には敏感なんだよね」
「なんとなくわかっちゃうんだよ」
こういう人ほど、自分の直感を信じすぎてしまう場合があります。
もちろん、観察力が鋭い人もいるでしょう。
ただ、観察力があることと、その行動の理由まで正確に理解できることは別問題です。
表情を読み取ることと、心の中を読み取ることは違いますからね。
〈推理と決めつけは全く違う〉
ここで勘違いしてほしくないのが、西島は推理すること自体が悪いとは思っていません。
人の言動から背景を想像することは、コミュニケーションにおいて必要な能力でもあります。
ただし、大切なのは自分の推理が間違っている可能性を残しておくこと。
「もしかしたら、こうなのかもしれない」
ここまでは推理です。
でも、
「絶対こうに違いない」
「だって辻褄が合うもん」
ここまで来ると、もはや決めつけです。
そもそも、辻褄が合うことと、それが事実であることは全く違います。
人間の行動なんて、後からいくらでもそれらしい理由をつけられるんですよ。
例えば、西島が今日カレーを食べたとします。
「最近疲れているから刺激を求めているんだ」
「何かストレスを抱えているんじゃないか」
「昔の思い出を懐かしんでいるのかもしれない」
色々と推理できるでしょう。
でも実際は、
たまたま目の前にカレー屋があっただけ。
〈本当に頭のいい人ほど断定しない〉
西島が思うに、物事を正確に理解できる人というのは、必ずしも推理が得意な人ではありません。
むしろ、自分が知らないことをきちんと認識できる人だと思っています。
一つの行動に対して、考えられる理由は無数にある。
そして、自分が見ている情報なんて、その人の人生のほんの一部分でしかない。
それを理解している人ほど、安易に結論を出さない。
反対に、少ない情報から自信満々に結論を出せる人は、推理力が高いというより、単純に自分の推理を疑っていないだけなのかもしれません。
もちろん、西島自身も人の言動を深読みすることはあります。
でも、その時に意識しているのは、「自分がそう思ったこと」と「実際にそうであること」を混同しないことです。
人間関係って、ただでさえ複雑です。
だからこそ、他人の何気ない行動にまで意味を持たせようとすると、必要のない誤解やトラブルが生まれてしまう。
もちろん、違和感を覚えることもあるでしょう。
でも、その違和感が必ずしも真実を教えてくれているとは限りません。
何でもかんでも深読みしてしまう人は、少しだけ考えてみてほしい。
あなたが見抜いたと思っている真実は、本当に事実ですか?
それとも、自分の頭の中で作り上げたストーリーですか?
世の中には、推理するほどの意味もない行動が山ほどあります。
そして、他人の行動の全てに深い意味があると思っている人ほど、自分自身がその意味を作り出してしまっているのかもしれません。
名探偵になるのもいいですが、事件が起きていないところにまで事件を作らないようにしたいものですね。
でも、人のことでそこまで考えられるのってある意味素敵なことですよね!
それでは、また!