Diary 写メ日記の詳細
こんばんは!CATオーナーの西島です。
今日はセラピストが勘違いしやすい「お客様からの好意」について。
突然ですが、セラピストの皆さんお客様から指名された時、どう感じますか?
「俺に会いたいんだ」
「俺のこと気に入ってくれてるんだ」
「この人は俺に好意があるんだ」
もちろん、そう思うこと自体は悪いことではありません。
ただ、ここで一つ勘違いしてはいけないことがあります。
指名されたからといって、選ばれたわけではないということ。
厳密に言えば、一度会う相手としては選ばれています。
でも、それは継続して会いたい相手として選ばれたこととは全く別の話です。
今日はそんな「興味と好意の違い」についてお話しします。
・興味があることと好意があることは違う
例えば、初めて指名してくれたお客様。
写真がタイプだったのかもしれない。
日記が面白かったのかもしれない。
キャスを見て興味を持ったのかもしれない。
でも、それってあくまで興味です。
実際に会ってみないと分からないことなんて山ほどあります。
会話のテンポ、距離感、清潔感、気遣い、施術の相性。
そういったものを確かめるために、お客様は決して安くないお金を払って会いに来てくれているわけです。
つまり、指名された時点では、まだ審査の途中なんです。
にもかかわらず、指名されたという事実だけで「俺は気に入られている」と思い込んでしまうセラピストがいます。
・人は自分に都合よく解釈する
人間って、自分にとって都合のいい情報を信じたがる生き物です。
例えば、
お客様が笑ってくれた。
「楽しかった」と言ってくれた。
「また会いたい」と言ってくれた。
プライベートな話をしてくれた。
こういった出来事を全て自分への好意として受け取ってしまう。
そして、いつの間にか頭の中でこんな変換が始まります。
「この人は俺のことが好きなんだ」
↓
「だから多少のことは許してくれる」
↓
「この人なら大丈夫」
↓
「もう気を遣わなくてもいい」
いやいやいや。
お客様があなたに好意を持っていることと、あなたの都合を受け入れてくれることは全く別問題です。
そもそも、その好意だって本当に存在するのか分かりません。
自分に都合よく解釈した結果、勝手に相手との距離を縮めているだけかもしれない。
・これはプライベートでも同じ
例えば、男性が街で女性をナンパしたとします。
声をかけたら立ち止まってくれた。
LINEを交換してくれた。
そのまま一緒に飲みに行ってくれた。
ワンナイト行けた!!
すると男性は、
「この子は俺に好意があるんだ」
「俺のことを気に入ってくれているんだ」
と解釈しがちです。
でも、女性からすれば、単純に暇だっただけかもしれないし、面白そうだから付き合ってみただけかもしれません。
まだ相手がどんな男性なのか見極めている段階ですよね。それなのに、男性側は勝手に心を許してしまう。
自分のプライベートな話をベラベラ話したり、他人の秘密を話したり、聞かれてもいないことまで喋ってしまったり。
「この子は俺に好意があるから大丈夫」
そんな根拠のない安心感から、警戒心がなくなってしまうわけです。
でも、よく考えてみてください。
一緒に遊んでくれたことと、あなたを信用してくれていることは全く別の話です。
ましてや、相手が自分の秘密を守ってくれるかどうかなんて、まだ分かるはずもありません。
これは女風でも同じこと。
お客様が自分に興味を持ってくれたからといって、何でも話していい相手になったわけではない。
・信用と甘えを混同するな
例えば、何度も指名してくれているお客様。
何度も会っているから信用されている。
仲良くなったから多少のわがままは許される。
長い付き合いだから少しくらい雑に扱っても大丈夫。
人間だからそう思ってしまうのも分かります。
しかし、信用というのは、相手が自分に何をしても許してくれる状態ではありません。
むしろ、これまで積み重ねてきた言動によって成り立っているものです。
それなのに、信用されたと勘違いした途端、言動が雑になる。
返信が適当になる。
時間にルーズになる。
気遣いが減る。
自分の都合を優先し始める。
そして、お客様が離れていくと、
「急に冷たくなった」
「女心は分からない」
なんて言い出す。
いや、大体の始まりはセラピストの接し方の問題。
・選ばれ続ける人は勘違いしない
西島も時にそういった弱さが出てしまうときがあります。
それでも、出来る限りそうなってそうだなと思えば気持ちを切り替えたり、お客様からのちょっとしたサインを見逃さないようにしようと意識しています。
もちろんそれでも、サインに気が付かずみなまで言わせてしまったり、知らぬ間に居なくなってしまった方もいます。
だから、昨日選んでもらえたからといって、明日も選んでもらえる保証なんてどこにもありません。
ましてや、お客様が自分に好意を持っているかどうかなんて、本人にしか分からないことです。
だからこそ、自分に都合のいい解釈で相手との関係性を決めつけるべきではないと思っています。
大切なのは、好意があるかどうかを探ることではなく、また会いたいと思ってもらえるような時間を提供すること。
お客様が自分をどう思っているかより、自分がお客様にどう接しているか。
そこに意識を向けるべきだと思っています。
指名されたことは、確かに一つの評価です。
でも、それはゴールではなくスタート。
初回指名は興味から始まることもある。
リピート指名だって、必ずしも恋愛感情や特別な好意があるとは限らない。
それなのに、勝手に好意があると決めつけ、勝手に信用されていると思い込み、勝手に自分の都合を押し付ける。
そんなことをしていたら、せっかく築けた関係も一瞬で壊れてしまいます。
「この人は俺のことが好きだから大丈夫」
この考え方こそ、一番大丈夫ではないと思っています。
仮に好きだったらそれと同じくらい憎いと言う感情になるリスクもあります。
指名されたことに安心するな。
選ばれ続ける努力を忘れるな。
自戒も込めておやすみなさい。