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聖水のパラドックス
紫水晶 2026.10.11
聖水のパラドックス

どうもCATのしみしょうです。

皆さん、「聖水」って知ってますでしょうか?

あ、まだ答えなくて大丈夫。

聖水というのは、ある宗教において、洗礼や祝福、悪霊を退けるための儀式などに使われる神聖な水のことです。

映画なんかでも、悪魔や吸血鬼に聖水をぶっかけて爆散させたりするシーンがありますよね。

あれです。

では、その聖水は一体どうやって作られるのでしょう。

簡潔に記すと、聖職者が水に祈りを捧げ、祝福することで作られます。

伝統的に塩を加える場合もあるそうですが、基本的にはただの水に対して宗教的な儀式を行ったものを聖水としているそうです。

つまり、元はただの水なんですよね。

てっきり特別な山奥から汲んできた水だったり、特殊な採取方法なのかと思ってました。

なんなら天界から湧き出てるくらいかと。

でも実際は、水が特別というわけでもなく、祈りや祝福によって神聖な意味を持つようになるんです。

そしてこの神聖な力を、今回はまとめて「聖パワー」と呼ぶことにしましょう。

つまり、「聖パワー」+「水」=「聖水」

という式になるわけです。

もしご家庭に聖職者さえいれば、如何なる水も聖水になり得るんです。

一家に一台どうでしょうか。

さて話は変わりますが…この世には「精製水」というものがあります。

簡単にいうと、水に含まれる不純物やミネラルなどが入らないように、綺麗に精製した水のことです。

こちらも何となく聖なるものな気がします。

では、この精製水に聖パワーを注入するとどうなるでしょうか………

賢いあなたは式は覚えていますね?

答えは「聖精製水」です。

ああ、口に出して読みたい。

せいせいせいすい。

なんだか言ってるだけで心が浄化されそうだ…舌はもつれるけど。

言葉遊びはここでおしまい。

さて、お待ちかね。

日本にはもう一つ、「聖水」と呼ばれるものがございます。

そうです。アレです。

本来であれば尿と呼ぶべきものを、わざわざ「聖水」と呼ぶ文化があります。

実に奥が深くて奥ゆかしいですね。

察しのいいみなさん。言いたいことがわかりますよね。

この「聖水」に聖パワーを注入すると一体どうなるのでしょうか。

聖聖水なのでしょうか。それだと精製水と読み方が一緒で紛らわしいんです。

考えられる別のパターンでは、聖パワーがまじりあって超聖水になるのかもしれない。

しかし聖水=尿ということを考えると、「超尿」となってしまうんです。聖パワーが消えました。

もしかしたら、異教の聖と聖がぶつかって打ち消し合い、ただの水(すい)に戻ってしまうかもしれません。

でもそのぶったいは水ではない。尿だ。

尿ということは聖水なんです。

またもや聖パワーが消えました。どこに行ったんでしょうか。

この現象を名付けて「聖水のパラドックス」と呼びましょう。

この問題はきっと世界を揺るがしかねない。

今世紀中に解決できるのだろうか。

問題の答えはわかりませんが、一つだけ確かなことがあります。

ここまで真剣に読んでくれた皆さんの貴重な時間を…随分と無駄にしてしまいました。

どうかお許しください。

懺悔してきます。

じゃまた!

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